長文になりますが、できるかぎり正確にお伝えできますよう、丁寧に説明しますのでよくご理解した上でのご入札お願いいたします。元々は笠井トレーディングGINJI250FNですがかなり改造しています。後でF5の主鏡と斜鏡を購入してF5（ｆ1250ｍｍ）としました。それに伴う改造をしています。まず鏡筒を20ｃｍほどトタン板で２重巻きして伸ばし、中に内径250ｍｍの補強とバッフルを兼ねて水道工事用のリングを入れています。接眼部のたわみ防止補強、指で筒を押さえるとベコベコしていたのでトタン板を２重巻きして筒全体の補強をし、全面植毛紙を巻いています。これで冷却CCDにも耐えています。接眼部も穴を筒の入り口側に開けなおしています。これは主鏡からの光を全面受けるように、またCCDを安定して固定するようにしています。斜鏡は少しオフセットしています。主鏡セルを固定するネジが一個バカになっています。主鏡セルですが鏡が届いたときに中心のマークが記してあったのですが約1ｍｍほどずれていました。それで紙で新たに中心マークを作りました。写真では黒い円形が元々あったマーク、白い紙を張り付けたほうが中心マークです。ノギスでしっかり計測しています。鏡を水道などで洗浄されるときはあまり強い水をあてないでください。薄いのりで付けているだけですので。中心を保持する方法として僕はアルミ板と厚紙なでで全周を巻いています。この方が主鏡を圧迫することなく保持できると思っています。４方向からネジで押さえることもできるよう6ｍｍのネジも２か所ずつ、計８か所作っていますのでお好きな方で行ってください。撮影前に主鏡を冷却できるようクーリングファンも使用できます。主鏡は外形250ｍｍ有効口径245ｍｍとなっています。35ｍｍ厚でいわゆるシンミラーではないです。中心付近はノリの後が残りきれいではないですが、目立ったキズはありません。中心付近ですので斜鏡の影になりあまり影響はないと思っています。肝心の主鏡の性能ですが、写真の通り縞がまっすぐです。惑星を見てもとても気持ちがいいです。良鏡の部類に入るのではないでしょうか？接眼部ですが元々はクレイフォード式がついていましたが、撮影時のピント調節で大きなバックラッシュがあり使えませんでした。ボーグの7835に変えています。これでわずかなピントもバックラッシュなしで正確に合わせられています。主鏡の光軸調整機構は元々手回しネジが均等に並んでいたのですがやりずらいので別に6ｍｍの穴をあけています。鏡筒バンドは下がグラグラしてましたので15ｍｍアルミ板を三角に切って下から補強しました。これで１５分の冷却ＣＣＤでの撮影にもガイドエラーはでませんでした。 全体的にキズが多いです。実用的と思ってください。当方でもまだまだ使いたかったけど、年齢には勝てません。体力もなさそうなので誰か使っていただけるとありがたいです。ちなみに僕はタカハシEM200を使用していました。斜鏡にはボールペンで十字マークを描いていますので調整器具で十字に合わせます。主鏡はコリメーターで合わせるとほぼ完ぺきに調整できます。ファインダーはありません。ですがファインダー脚はビクセン規格を２か所作っていますので鏡筒の向きに合わせて使い分けてください。（鏡筒の向きによってはファインダーが真下に来るときがあるので）。重さは鏡筒が15キロ、バンドが３キロ。です。発送は佐川急便にて２２０サイズの予定です。送料も結構かかるのでそこのところ勘案してご入札ください。またわからないところはご質問ください。この鏡筒で数回天文雑誌で入選いただきました。