いまに続く名品 スベア123 の原点、Max Sievert 社製 SVEA123 の第２世代。稀少なビンテージ品です。Max Sievert 社は1955年に初代 SVEA123を発表、ついで燃料キャップの変更など小改良をくわえて２型を発売しました。SVEAブランドは1969年に Optimus 社に買収されましたが、その後も SVEA123 は大きくモデルをかえずに、現在もなお Optimus SVEA123R として生産販売されています。この Max Sievert の２型は1967年12月に購入、厳冬の穂高や剱では超小型、高熱量に援けられました。それから何回かは使いましたが、山を離れてからずっとお蔵入り。昨年、50年強を経て再会した次第です。少し手入れをしましたが、なるほど美しいフォルム。古びた真鍮の輝きも悪くありません。燃料キャップやアルミ製のパンハンドルには SIEVERTの刻印、本体や風防、キーレンチにいたるまで SVEA SWEDENと刻まれています。酷使もあって写真-6 に見るようにタンク下端にわずかな凹み、ほかにも錆や小傷がありますが、まずは健在です。ただ、バーナーの上蓋だけは 1970年頃 Optimus の部品に交換しています。またアルミのソースパンの底にはアルファベットでサインや購入日が入れてありますが、刻みが浅く目立たないのでそのままにしておきました。製造からかなりの年を経たビンテージ品。現役復帰に際しては、パーツ交換やメンテナンスが必要となることもあるかと存じます。予めお含みおきくださるようお願い申しあげます。点火燃焼はチェック済み。念のため、燃料は抜いて発送いたします。お使いのときは、かならず屋外で、ホワイトガソリンをタンクに８割ほど入れたのち、プレヒートなど手順に従って点火いただきますようご留意ください。キャンプ　ストーブ　ガソリンバーナー　オプチマス